NPO法人 スーパーダディ協会

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屋根のいらない『青空自主保育 @鎌倉』ってご存知ですか?

Text by Yusuke Fukagawa
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深川 裕介 - Yusuke Fukagawa

青空自主保育@鎌倉

現在4歳になったばかりの僕の娘は、2歳になる前から地元鎌倉の青空自主保育に入っています。週に3回、保育の先生と当番のお母さんでなりたつ保育で、屋根のある建物はありません。

暑い日も、雨の日も、雪の日も、毎回異なる集合場所にこどもたちが集合し、そこから4間ほどをかけて、山・谷・沢・川・海などに出かけていく保育です。

この保育にはいくつかのルールがあるのですが、その一つが、Tシャツにタオルでポケットを付けること。ここで、自分が気になったお花・木の実などを大切にポケットにいれて、持ち帰ります。

山を駆け回り、川や海を観たら、おもむろに服を脱いで、全裸で飛び込むワイルドな保育です。

昨日、この当番にお父さん2名で入って来ました。10名の子供たちと一緒に上は5歳、下は3歳の10人。天園ハイキングコースという、約4キロの崖もあるかなり起伏の激しいコースを4間かけて歩きました。

(子供の半数は、ぞうりで)

丁度雨が明けた直後で、途中の川ではもちろん、みんな素っ裸で、飛び込んで遊んでいました。

感じたことは非常にたくさんあるのですが、一つ上げるとすると、子どもにとっては、自然と自分の垣根があいまいなんだなということです。

虫でも、植物でも、興味があるものがあれば、すぐに立ち止まり、花の匂いをかいだりしていました。

一人の子は、ポケットにみ●ずを入れて、大切にしていました。苦笑

川に入る!となったときに、泥だらけのところに、リュックと脱いだ服を放り投げて、その姿を見て、あ、リュック汚れちゃうとかではなく、川=飛び込みたい!!という気持ちを見ていると、自分自身がいつから、世界と自分の境界戦を意識したのかな?なんてことを感じていました。

その後、子どもたちはかまどで炊いたご飯と豚汁を食べ、みんなでお泊り。夜に、その保育をやっている方と、地元の自然を保全している地元の方と飲みながらお話をしました。

ここ数年、ずっと地方創生という事が気になり、都度都度、各地に赴いていますが、過去から続くものを大切にし、未来につなげていくという軸が、僕の娘と地元を通して、はっきり見えたことが大きな気づきになりました。

長くなるので、苦笑、このあたりにしておきますが、土地の事と育児の事を見守りながら、何十年も取り組まれている方々の思いを、未来に残していくことを、僕自身はSDAで、皆さんに発信しつつ、自分も取り組むことができればと思っております。

深川裕介